デジタルにおいてだけでなく、エンターテイメント全般において間口の広い会社でもあるROBOT。
そんなROBOTのチームだからこそできることと言えるのが、プロトタイプの提案だ。仕事を受ける前からプロトタイプを作って提案し、制作を実行するというものだ。
横山:開発チームに関しては、去年から徐々に動き始めました。部の事業としては受注のニーズに応えるのが基本ではありますが、それだけだといつか尻すぼみになっていくだろうなというのがあったんです。デジタル・クリエイティブ部の領域は企画からアウトプットまですべてが社内で完結できるので、ROBOTの強みを生かして各部署連携し、いろいろな形でデジタルをビジネスに繋げていくことができる。
ROBOTにはCMや映画、各ジャンルにプロデューサーやディレクターがいるわけですが、お客さんと向き合う中で“こういうことをやってみたい”“こういうものはできないだろうか”と、さまざまな意見や相談を聞いていると思うんです。そこにおいて、デジタルがひとつの答えになり得る場合もある。それは積極的にアピールしていったほうがいいし、もしそれがすでにプロトタイプとしてあって、“こういう風にできます”と提案できるのなら尚更ですからね。そこを開発していけたらといいなと思ったのが、最初のきっかけですね。
時代の流れと共に需要が大きく変わることを見越して、仕事を受ける前からプロトタイプを作って提案し、制作を実行するのが<開発チーム>。その根底には、クリエイティブと”どう組む”かという着想がある。
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時代の流れと共に需要が大きく変わることを見越して、仕事を受ける前からプロトタイプを作って提案し、制作を実行するのが<開発チーム>。その根底には、クリエイティブと”どう組む”かという着想がある。
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松井:これまでもずっと”個”よりは”チーム”で育ってきた部署なんです。いろんなスキルを持った人間が集まりチームでやってきた。<開発チーム>ができたことで、そこから更に発展できればと思っています。プロトタイプ展示会『digital demo day』もそのきっかけです。今後さらにアイデアを生んだり、育てていきたいですね。
田中:多面的な価値観や認識の違いを知れることは、大きな強みです。可能性を柔軟に推し進めるとか、課題に向き合える姿勢でありたいと思っています。