(インタビューは2020年のものです)
プロダクションマネージャーの仕事について教えてください。
プロダクションマネージャーの仕事は、映像制作の“予算・スケジュール管理”が主な仕事です。
企画から完成まで全ての工程に携わり、クライアントが求めるもの、監督の作りたいもの、各方面の意見を聞きながら、与えられた予算とスケジュールの中で現場を仕切ります。
現場を進行していく中で、叶えられないこともたくさんあります。そんな時は、できないという事実だけを伝えるだけではなく、自ら方法を考えたり、スタッフと模索したりします。叶える為に予算が必要だとプロデューサーに相談したりもします。どうしても叶えらないならせめてと、現場が盛り上がるように色々な気遣いもします(笑)。
とにかく関わる人たちが気持ちよく仕事ができるよう、臨機応変により良い進行を考えることが私たちの仕事です。
いままで、とある企業のWebブランドムービーや、シリーズもののTVCMなど、様々な案件に携わりました。企業のブランドムービーでは、1ヶ月で5カ国の国を回りました。各国の社員の方々を取材する撮影でしたが、出会う人々、聞くお話、言語、食べ物、文化…1ヶ月間という短い期間の中で、こんなにも毎日違う体験をすることができたのは、この仕事ならではだと思います。