(インタビューは2020年のものです)
広告制作プロデューサーの仕事について教えてください。
クライアントと消費者を繋ぐ、あらゆるコミュニケーションの立案から納品に至るまでの、全体の進行とクオリティの責任者です。
クライアントに対しては、コミュニケーションのニーズを捉えて、最適な施策を提案、企画、制作します。
現場に対しては、案件の性質に応じて最適なスタッフィングを行い、スタッフが最大の力を発揮できるように尽くします。決められた制限の中で、ロジックだけでは通用しない、”クリエイティブ”を生み出していく特殊な仕事だと思います。
これまでは、TVCMを中心とした映像制作を業務の主軸としていましたが、近年はデジタル、紙媒体、OOH、企業のインナーコミュニケーション施策など、担う範囲が拡大してきています。
プロデューサーに就くまで、私はプロダクションマネージャーとして制作現場の取り回しに奔走していました。そこで得た経験、「もっとこうだったら良いのに」などの思いを、スタッフへの対応や制作の進行に活かしています。