きみの願いごと、
流れ星で応援するよ
ある町の小さな窓辺に、
ご機嫌ななめのあっちゃんがいました。
楽しみにしていた動物園に
行けなくなってしまったのです。
「動物園行くもん…!」
夕焼けに、ぽつりとあっちゃんの声が響きます。
すると、あっちゃんの声が輝きだすかのように、
空にひとつ星ができました。
その夜、あっちゃんの目の前に
突然おおきなぞうが現れました。
ぞうは「きみの願いごとを教えて」と言って、
泣いていたあっちゃんを宇宙へ連れだします。
願いごとを巡る、
あっちゃんとおおきなぞうの大冒険が
はじまります。