日本発のNetflixオリジナルシリーズで、世界で最も視聴された実写作品「今際の国のアリス」。シーズン1(2020年12月10日配信)は世界70カ国、シーズン2(2022年12月22日配信)は世界90カ国でTOP10入りを果たし、特にシーズン2は17の国と地域で首位を獲得する快挙を達成した。
有栖良平(アリス)や宇佐木柚葉(ウサギ)はある日突然“今際の国”に放り込まれ、文字通り命懸けの“げぇむ”に強制的に参加させられる。シーズン1は、若者たちがさまざまなげぇむをクリアしていく中で生きる意味を見出していく成長物語。シーズン2ではさらに難易度の高い“ねくすとすてぇじ”に挑みながら、今際の国の謎に迫っていく。実はアリスたちは、心肺停止で生死の境を彷徨っていた。その間、今際の国でげぇむに挑み、クリアできなかった者は死者の世界へ逝き、全てのげぇむをクリアしたアリスたちは現世へ戻ってくることができたのだ。だが、げぇむは終わっていなかったーー。
あれから4年の年月が流れ、アリスとウサギは結婚し、幸せな日々を送っていた。だが、シーズン2のラストカットで示された「JOKER」のカードに導かれ、ウサギは再び今際の国へと戻ってしまう。アリスはウサギを取り戻すために、今際の国へ足を踏み入れ、命懸けでげぇむに挑む。
2025年9月に世界190カ国以上の国で配信されるシーズン3(全6話)は、前2シーズンで確立した世界観を土台にしたオリジナル・ストーリーだ。撮影がスタートしたのは2023年末。シリーズを支えるアリス役の山﨑賢人とウサギ役の土屋太鳳を中心に、大倉孝二、須藤理彩、池内博之、玉城ティナ、醍醐虎汰朗、玄里、吉柳咲良、三河悠冴、岩永丞威、池田朱那、賀来賢人ら新たなキャストが参加した。また、前シーズンに出演した磯村勇斗、三吉彩花、毎熊克哉が演じるキャラクターは、現世と今際の国をつなぐ重要な役目を果たしている。
監督を務めるのは、前2シーズンに引き続き佐藤信介。佐藤監督はシーズン2を制作中に、原作で語られていない「未着だったウサギのストーリー」と「JOKERとは何なのか」という小さな欠片を元に構想を練っていったという。
「今際の国のアリス」のデスゲーム的アイデンティティであるげぇむは、「おみくじ」のように原作にあるもの、「暴走でんしゃ」のように原作をアレンジしたもの、本作のために考案された完全オリジナルが混在する。知力、体力、チームワークなどあらゆる能力が試される、時に理不尽で残酷なげぇむのユニークネスと完成度、ストーリーとの親和性はシリーズの最高到達点を更新した。
ポストプロダクションに費やした年月は1年以上。1億本の火矢がプレイヤーめがけて飛んでくる描写や、東京が濁流により崩壊するクライマックスなどは、シリーズを積み重ねてきたことで育まれた美術とVFXと撮影が最適解で融合した映像になっている。
人生の新たなステージを共に生きていたアリスとウサギは、それぞれの動機で今際の国に戻り、げぇむの新ステージ「JOKER」戦に挑む。アリスはウサギを現世に連れ戻せるのか?げぇむをクリアした先に何が待ち受けるのか?JOKERとは何なのか?2025年9月25日、誰も知らない「今際の国のアリス」の最終ステージを全世界が目撃する――!